保護者との連携やサポート体制について
―― 保護者の方々とは、 どうやってコミュニケーションをとっていますか?
川辺先生:朝の受け入れは玄関ホールで、受け入れの先生が立って、体調のことをメインに聞いてください ます。帰りは保護者の方にお部屋の方に来ていただいて、お部屋の先生が受け渡しをします。 夕方以降は混 合保育になるので、小さいクラスと大きいクラスとで分かれて、お当番の先生が対応してくださいます。
―― 保護者の方が、 お迎えの時に担任の先生と話す機会もありますか?
川辺先生:朝はやっぱり親御さんもお忙しいと思うので、 体調メインのお話になるんですが、 帰りに、 しっかり聞きたいことをお話させてもらったりします。
―― お帳面もあるんですか?
川辺先生: そうですね、 お帳面も全クラスあって、 0歳児、 1歳児だけ別で細かい体調や生活リズムについて 書いていただく紙があります。 お家の方が書いてきてくれたことに、 お帳面でのお返事プラス直接お話させ ていただくこともありますし、こちらが気になったことは、 帰りの時間に保護者の方に聞いてみたりと、そ うやってお話させてもらったりということが、できてるかなと思いますね。
―― 子供たちの健康管理にたいしての取り組みを教えて下さい。
川辺先生: 園では、看護師の先生がずっといてくださっています。 季節に合わせて、 保護者向けに、この病 気が流行ってますよと玄関ホールにホワイトボードをかけてくださったり、 感染症の写真や症状例の写真な どを貼り出してくださいます。 あとは、 特に小さいクラスだと、 検温をこまめにします。 食事の調節もさせ てもらえるので、お腹が緩い子には今日はおじやを提供する、だったり、量を調節したり、そういう対応も してくださいます。 そういうところは、、 園内で給食を作ってくださっているからこその対応だと思いま す。
あとは、 おむつ交換やトイレの時に、発疹などがないか気をつけて見たり、 おもちゃの消毒をこまめにし たりとか、そういう環境の面でも、日頃から気をつけさせていただいています。
―― 不審者対策など、 園内の安全にたいしての取り組みを教えて下さい。
川辺先生:保護者用の駐車場は、 登園時間が終わったら完全に締め切らせてもらっています。 お迎えの時間 が始まったら門を開けますので、日中はそこで対応します。 ドアも自動ドアですが、受け入れの時間が終わ り次第、こちらでやらないと勝手に開かない状態になっています。
また、箇所箇所にフェンスがあるので気をつけています。 避難訓練とは別に、不審者が入ってきた場合の訓 練などもあるので、そこで話し合ったりしながら、という感じです。
初めて保育園に預ける際に、 保護者が気になる点
―― 登園する際に必要な持ち物について教えていただけますか?
川辺先生:園では、オムツはお家からご持参いただいています。 便が緩くない限り、保護者の方に見ていた だきたいなというものでない限りは、園で処分させていただいています。
服装については、 0、 1歳児は私服なので、 なんでも大丈夫ですが、 2歳児以降は指定の体操服と制服になっ てきます。 上靴だけ白色という指定はありますが、靴下・靴は特に指定はないです。
制服・体操服・スモック帽子やお道具箱などに関しては、最初に購入していただきます。
お昼寝布団もお家から用意してきていただいています。 2週間に1回ぐらい持って帰っていただきます。
給食の際のカトラリー類は園で用意しています。 コップは、お家から持ってきていただいて、基本的には園 で預からせてもらってます。 園で洗って、 消毒は給食室の先生がしてくださいます。 学期ごとに、長期休暇 の時だけお持ち帰りいただきます。 小さいクラスは、食事用のエプロンとおしぼりをお家から持ってきていただいてます。 お絞りは園で消毒さ せてもらっています。
―― 給食やおやつについてですが、 なにかこだわりはありますか?
川辺先生:そうですね、 結構、 季節のメニューを入れたり、 行事に合わせたりと、 給食室の先生も、 子供た ちが喜ぶように色々考えてくださいます。 園で取れたお野菜を入れてくださる時もあります。 おやつについても、市販のおやつの時もあれば、定期的に月に何回か手作りのおやつを入れてくださったりします。
―― 園内で作られた、出来立ての温かい給食を食べられるのはいいですね。
川辺先生:そうですね。いつも色々と考えてくださいます。 職員とお給食室の先生との会議もあるので、そ こで、”これが人気でしたよ”とか、”これはもうちょっとこうやった方が食べやすいかも”などを、色々やり 取りしています。
―― 保護者の参加行事や、 役割についてはいかがですか?
川辺先生:親子で参加していただくのは今、 クラス会 運動会 発表会です。 行事の際、保護者の方になにか作ってきてください、 とかはないですね。
―― 保護者の役員制度はあるんですか?
川辺先生:はい、 一応保護者会がありますが、 日常で負担になるようなものではありません。 役員の方のご 協力も、ちょっと行事の準備に来ていただいたりなどです。 何かあった時にちょっと助けていただくような 感じです。
―― 最後になりますが、 阪手保育園の魅力とは、 先生からみてどういうところですか?
川辺先生: 保護者とのやり取りが多いので、お家の方とその子供さんの姿を共有していくというのは、すご く大きい強みかなと思います。 また、 園全体が割と小さい規模なので、0歳児では1対1での担当制ができた り、クラス全体で見ても、ここは一応20人前後が定員なので、 やっぱりその中での密な関わりがあるのか なっていうところで、すごくそこは大きい魅力かなと思っていますね。
自由な遊びの中で、色々学んでいってくれたらなっていうところもあるので、やっぱり穏やかな、和やかな 雰囲気の中で先生方が保育してくださっているのが、すごく魅力かなと思っています。
―― たくさんお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
一人一人に寄り添ってくれる、穏やかで和やかな保育園『こどもの森 阪手こども園』
社会福祉法人愛和会「こどもの森 阪手こども園 」| 支え合い成長できるほわっとあたたかい職場
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