【子育てお悩み相談】夫婦の家事育児の分担2_Vol.7

地域新聞PRiSM

多くの子育て世帯の永遠の課題「夫婦の家事育児の分担」。今月の「子育てお悩み相談」は初めての育児への不安を打ち明けてくれた、新米パパさんからのご相談です。

Q

一月に第一子が誕生予定です!うれしくて、とても楽しみなのですが「オレ、ちゃんと育児できるのかな」と不安です。何をどうすればいいのかが、まったく想像ができなくて。でも、初めて出産する妻の方が大変ですから、安心できるように強がって「任せとけ!」っていっています…・・・・。新米パパの心得を教えてください!
(ヨージ・30歳)

A

あと2ヵ月ほどでお子さんと会えますね。とても楽しみですね!
誰にとっても初めてのことは想像がつかないものです。まして、それが”子育て”となると、楽しみな気持ちと同時に、不安も出てきますよね。すべてのパパママにとって、出産後のことは経験しないとわからないことがたくさんあるもの。案ずるより産むが易しです! とはいえ、出産前に夫婦で準備できることもたくさんあります。

「親になる」という点では、夫も妻も同じスタートラインに立っています。私たちも、わが子の子育て経験から「ふたりで親になる過程を歩み、一緒に考えていく」ことが何より大切なのだと考えています。
その上で、夫として「いつも味方だよ」と妻に伝えてあげてください。出産が近付くにつれて、体調に変化があるなどして不安定な気持ちに拍車がかかることも珍しくありません。夫が話を聞いてくれたり、寄り添ってくれたりするだけで気持ちが安らぎ、存在そのものが助けになるはずです!

育児がスタートしたら、ますます「寄り添って」「話を聞いて」ください。そして日々、感謝を伝えましょう。そうした夫婦のコミュニケーションが、新米ママがりラックスできる環境を作ります。
妊婦健診や地域の両親学級などにも一緒に参加すると安心ですね。
お腹の赤ちゃんの成長を一緒に確認でき、育児に必要な知識を得られるでしょう。

出産後の家事育児の分担や効率化の方法も、今のうちに夫婦で決めておくのもひとつの手です。家事に関して多くの妻がモヤモヤしてしまう原因のひとつに、夫が「手伝う」という感覚でいることが挙げられます。家事も育児も「手伝い」ではなく、「自分ごと」としてとらえてみてください。

生後間もない赤ちゃんは、睡眠時間が安定しないため、親が寝不足になることも予想されます。交代で睡眠をとるなどして、パパもママも体調管理に気を付けてくださいね。そして、困ったときには迷わず、「誰かの力」を借りること。産後に受けられる自治体のサービスもたくさんありますから、出産前に調べておきましょう。

赤ちゃんが誕生したら、慌ただしい日々が始まります。今は夫婦ふたりの貴重な時間を、存分に楽しんでくださいね!


※この記事は、地域新聞PRiSM 2024.10.10発行号に掲載

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