4月は進級、入園、入学など子どもを取り巻く環境もなにかと変化の多い季節。親御さんも部署異動や転勤、転職などを迎える方も少なくないでしょう。今回の「子育てお悩み相談」は忙しい毎日の中で、お子さんの「登園拒否」「登園しぶり」に悩める親御さんからのご相談です。
《質問》
「3歳の息子が保育園に『行きたくない』と家でシクシク泣きます。親として胸が痛みます。」(28歳・ママ)
「4歳の娘が朝、着替えをせずに全く動きません。強引に着替えさせて登園させていますが毎朝、私がヘトヘトです。」(32歳・ママ)
「第二子が生まれたばかりなので私が3歳の息子を保育園に連れて行っています。『パパは嫌』と言われますが、なだめすかしてなんとか登園しようとしても、途中で脱走します。」(33歳・パパ)
《回答》
おうちの人と過ごすことが中心だった子どもが、入園して集団生活を始めるのは、初めての大きな経験になります。大好きなおうちの人と離れて過ごすことに不安を感じ、寂しさから登園をしぶる姿は、全ての子どもに起こりうること。特に4月は大人も環境が変わることが多く、親子共に緊張や不安がある時期。園では気を張って過ごしている分、わがままや甘えが出てくるのでしょうね。登園しぶりをするわが子を見る、おうちの人の大変さ、心苦しさは初めての試練。毎日の試行錯誤の対応、本当にお疲れさまです。
おうちの人と過ごすことが中心だった子どもが、入園して集団生活を始めるのは、初めての大きな経験になります。大好きなおうちの人と離れて過ごすことに不安を感じ、寂しさから登園をしぶる姿は、全ての子どもに起こりうること。特に4月は大人も環境が変わることが多く、親子共に緊張や不安がある時期。園では気を張って過ごしている分、わがままや甘えが出てくるのでしょうね。登園しぶりをするわが子を見る、おうちの人の大変さ、心苦しさは初めての試練。毎日の試行錯誤の対応、本当にお疲れさまです。
対応に困ったときは一人で抱え込まず、園の先生を頼ってくださいね。家での様子を伝え、相談しながらコミュニケーションを図り、先生におうちの方の悩みなどを知っておいてもらうことは、子育てしていく中で心強いことです。
迎えに行った後は、夕飯の支度から始まりあわただしいですよね。食事は作り置きや時短料理でまかなって、子どもとの時間を多く過ごすと、翌日の登園への不安が和らぐのでおすすめです。
時間の経過とともに集団生活にも慣れ、保育園は楽しい、安心できる場所だと感じるようになります。個人差はありますが、少しずつ登園しぶりの姿も減り、笑顔で登園できる日がくるはずです。時間はかかるかもしれませんが焦らず見守り、一緒に乗り越えていきましょう。
※この記事は、地域新聞PRiSM 2024.4.10発行号掲載
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