【初詣特集】古代からのご神威を感じる初詣スポット:奈良県桜井市「大神神社」へ

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今回は桜井市にある「大神神社」をご紹介します。
奈良に来て、何度か足を運んだ神社です。三輪山がご神体と聞き、自然の偉大さを感じることができました。2025年の年明けにも再度足を運んでみたいと思います。

日本最古の神社のひとつとして知られ、初詣に訪れる多くの人々を迎えます。その神秘的な雰囲気と圧倒的なご神威は、毎年新年を迎える特別な場所として人気です。本記事では、大神神社の初詣の魅力や見どころ、アクセス情報を詳しくご紹介します。

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大神神社

大神神社は、主祭神に大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を祀る由緒ある神社です。ご神体である三輪山全体が信仰の対象となり、神社の本殿は設けられていません。この独特な形式は、「自然そのものが神」という古代日本の信仰を象徴しています。

初詣には、「縁結び」「商売繁盛」「厄除け」「家内安全」など、幅広いご利益を願う参拝者が訪れます。

2024年12月28日に参拝したのですが、既に初詣の準備が始まっていました。
2025年の干支の巳の大絵馬が飾られていました。巳年に参拝したい神社です。大神神社は「蛇」と縁の深い生活全般の守り神なのです。

主祭神と蛇の関係

大神神社の主祭神である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は、蛇の姿で現れたという伝承があります『。『日本書紀』にも大物主大神が蛇に姿を変えて顕現されるという記述があります。

「巳(み)いさん」の呼称

大神神社では、蛇は「巳(み)いさん」と呼ばれ、崇められています。これは、大神神社と蛇(巳)の深い結びつきを示しています。

巳の神杉

境内には「巳の神杉」と呼ばれる御神木があります。この杉には三輪の大物主大神の化身である白蛇が棲むとされ、参拝者は蛇の好物である卵をお供えします。巳年には特に、金運や繁栄を祈願する参拝者で賑わいます。

お酒の神様としても有名

大神神社はお酒の神様としても知られています。初詣の期間中には、酒樽が並ぶ光景も見られます。酒造りの発展を祈願する「醸造安全祈願祭」も注目のイベントです。

卵とお酒のお供え物が多くみられます。

参集殿内に置かれている「なでうさぎ」は、初詣に向けて、参集殿、祈祷殿前に移動していました。

なでうさぎの由来と意味

主祭神の大物主大神は大国主神と同一視され、因幡の白うさぎを助けた神話との関連も示唆されています。大神神社の例祭である大神祭が崇神天皇8年の卯の日に始まったとされることから、卯(うさぎ)との関連が生まれました。

なでうさぎには以下のような効果があるようです。
・体の痛いところを撫でると、その部分が癒される。
・願い事を叶えてくれるパワースポットとして知られています。

お守り・御朱印

巳年限定のお守りも用意されていました。
御朱印・・・500円をお納めください。

年末年始の交通規制

気になるのは、年末年始の交通規制ですね。
JR三輪駅は、年末年始特別運行がなされるそうです。

交通渋滞を避けるためにも、公共交通機関を利用することをおすすめします。

大神神社は、古代から続く神秘的なパワースポットであり、新年のスタートを清々しい気持ちで迎えたい人々にぴったりの場所です。ご神威に触れ、今年一年の幸せを祈願しに訪れてみてはいかがでしょうか?素晴らしい一年をお祈りしています!

ライター:カッキー

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三輪明神 大宮神社

【住所】奈良県桜井市三輪1422
【交通手段】・JR桜井線「三輪駅」から徒歩約5分・近鉄「桜井駅」からバスで約10分
【駐車場】詣期間中は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用がおすすめです。

大神神社オフィシャルHP

三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ)
奈良県桜井市、大和国一之宮 三輪明神 大神神社(おおみわじんじゃ)は、本殿は設けずに三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社のひとつです。
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