警察経験者が学校現場へ!いじめの深刻化に対応する新たな取り組み
奈良県田原本町では、いじめ問題の早期発見と重大事態の未然防止を目的に、警察OBを町内の学校いじめ対策組織に派遣する新たな取り組みをスタートさせました。2025年4月1日付で、奈良県警の元刑事部長が町長公室管理監として採用され、各学校の対策組織に加わる形となります。
背景:深刻化するいじめ問題と教育現場の課題
近年、全国的にいじめ問題は深刻化の一途をたどっています。田原本町でも、教職員を中心に様々な対策が講じられてきましたが、複雑化・多様化するケースに対し、より専門的な知見を持つ第三者の参画が必要とされてきました。
警察OBの参加で何が変わる?
警察OBは、長年の刑事捜査で培った高度な観察力や判断力、法的知識を活かし、以下のような貢献が期待されています。
- いじめに関するアンケートや報告の精査
- 多角的な視点からのリスク分析と助言
- 教職員の心理的負担軽減
- 対応の迅速化と信頼性向上
また、「学校内の閉じた空間」に第三者が入ることで、透明性の高い対応が可能になると教育委員会は述べています。
今後の展望
田原本町教育委員会は、「子どもたちが安心して学校生活を送れる環境づくりを最優先とし、今後も組織的・実効的ないじめ対策に全力で取り組む」としています。
今後は、教職員・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーに加え、警察OBを含むハイブリッドな対策体制が各学校で構築される予定です。

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