みなさん、こんにちは。
冬の寒さも少しずつ和らぎ、日増しに春の訪れを感じる季節となりました。桜の蕾も膨らみ始め、まもなく花開く時期が楽しみです。

先日、とある市内小学校の横を通った際、小学6年生ぐらいの男の子が1年生を背負って登校している姿を目にしました。6年生ならば、もうすぐ卒業です。その姿には、下級生を思いやり、立派に成長してきた姿が見て取れました。
今年も、市内の小中学校や保育園、幼稚園などでは、卒業・卒園を迎える子どもたちがたくさんいます。これまで学校や園舎で過ごしてきた日々は、きっと一生の思い出となることでしょう。
新たな道を歩み始める皆さんに、心からの祝福をお送りいたします。これからも、希望を胸に、新たな挑戦に向かって歩んでいってください。
また、支えてくださったご家族や先生方には、感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。

さて、昨年9月に「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれたことを以前のコラムでお伝えしましたが、さらに嬉しいお知らせがあります。
1月28日に世界文化遺産の国内推薦が正式決定し、ユネスコに推薦書が提出されたのです。これにより、世界遺産登録に向けて、また一歩前進しました。今年の夏には、イコモス（国際記念物遺跡会議）による現地調査も予定されており、令和8年の世界遺産登録に向けて、万全の準備を進めてまいります。

「飛鳥・藤原の宮都」は、古代日本の政治や文化の中心地であった歴史を持ち、その価値は計り知れません。この素晴らしい遺産が、世界中の人々に感動を与え、さらに多くの方々に訪れていただけることを願っています。
また、卒業シーズンという節目にあたり、皆さんがそれぞれの未来に向かって踏み出す一歩が、橿原市にとっても新たな希望となります。 これからも、未来に向かって一緒に歩んでいきましょう！